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沖縄での標準語(と方言)

2021年12月25日

Posted by 横浜のtoshi at 20:43│Comments(0)つれづれなるままにその他
沖縄での標準語(と方言)
について


ご訪問、ありがとうございます。

沖縄というと、
沖縄の昔からの方言「うちなーぐち」や、
戦後からの「うちなーやまとぐち」が、
有名だったりします。

沖縄の方言には、
他に地域独特の固有の方言もあり、
それらは、
実にバラエティーに富んでいます。

一例をあげてみましょう。

標準語「ありがとう」
沖縄本島那覇「にふぇーでーびる」など
宮古諸島「たんでぃがーたんでぃ」など
八重山諸島「みぃーふぁいゆー/ふこーらさ」など


ところで、
通常、日本の本土の場合、
地方でも都市部ほど標準語が話され、
都市部から離れると方言が、
より使われる傾向があったりします。

ところが、
沖縄はまったく逆の現象で、
沖縄本島が沖縄の中でもっとも訛っていて、
例えば宮古や八重山諸島、
つまり沖縄本島から離れるほど、
標準語で話す人が多く

標準語を話す人々は驚いたりします。

その理由ですが、
宮古や八重山の学校教育では、
標準語で話す習慣を、
子どもたちに身に付けさせ、
やがて日本本土に行った時に、
恥をかかないようにという配慮が、
強いためのようです。
また離島では、
沖縄本島よりも日本本土に視線がいく人が、
近年には多くなったからともいわれます。

そうは言っても、
方言を使う家庭内で使う家庭もあり、
また方言が強い地域もあり、
実際はさまざまです。

もちろん、
日本の方言は残され大切にされるべきで、
その個人的な思いは昔から変わりません。

なぜなら、
先人からの貴重な遺産であり、
また日本語の成立にとって、
方言は重要な役目を負っている、
そう考えるからです。

「うちなーやまとぐち」はともかく、
「うちなーぐち」はじめとする、
古くから使われてきた、
色々な地域の方言は、
残され、使われ続けると共に、
研究されるべきものです。

それでも、
「うちなーやまとぐち」の、
特異なイントネーションも含めて、
沖縄本島が沖縄の中で最も訛っている、
それが沖縄の標準語の、
現実的な実態です。

つまり、
沖縄本島の人ほど、
県外に出た時に、
言葉で苦労しているわけで、
それはできれば避けたいところです。

そのためには、
地元では方言を使って大切にしながら、
学校や仕事では標準語を使う、
両方の言葉を使うのが良よさそうです。

そう考えると、
沖縄の子どもたちに、
両方を使って使い分けをさせる、
その責任が、
今後はなお一層、
沖縄の教育や家庭の教育で、
求められる事になるでしょう。

では。



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