「さんぴん茶」と 「ジャスミン茶」の違い
2022年05月17日
「さんぴん茶」と、
「ジャスミン茶」の違い
「ジャスミン茶」の違い
ご訪問、ありがとうございます。
だいぶ以前に、ご質問を受け、
ブログに書くのを忘れていたので、
今回は、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」について、
同じ物なのか、違う物なのか、
私なりに述べてみたいと思います。
たくさんではないものの、
今まで何度も質問されてきました。
そのたびにしてきた説明です。
まず、「2つの言葉の違い」から触れてみます。
中国のお茶の一つ、
「
日本では広く「ジャスミン茶」、
沖縄では「さんぴん茶」と、
呼ばれるようになりました。
「さんぴん茶」、「ジャスミン茶」という、
ともに日本の呼び方は、
中国の呼び方「シャンピェンツァー」から、
きています。
では3つを並べてみましょう。
シャンピェンツァー(中国のお茶の一つ/元)
ジャスミン茶(日本本土)
さんぴん茶(沖縄)
元の「シャンピェンツァー」という発音に、
「ジャスミン茶」も、「さんぴん茶」も、
似ているのがよくわかると思います。
現代の日本の呼び方の、
「ジャスミン茶」と「さんぴん茶」の2つだけを、
「発音」で比べてしまうと、
まるで違うもののようですが、
同じ中国の呼び方「シャンピェンツァー」から、
元々はきていることを考えれば、
3つが同じ言葉だと結論づけられます。
以上から、
言葉の上では、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は同じ、
と言って良いと思います。
では、
本当に「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
呼び方が多少、違っても同じものとしても、
同じ飲み物かとなると、
両方、飲んだ事がある人の中には、
首をかしげる人も、
少なくないのではないでしょうか。
そこで次に、
「2つの作り方の違い」に触れてみる事にします。
まず最初に押さえておきたい点が、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
同じ種類に分類される点です。
その一方で、
作り方の点では、少し異なるのです。
「さんぴん茶」は、
茶葉をある程度発酵させて加熱する、
「半発酵茶」であるのに対して、
「ジャスミン茶」は、
発酵させずに加熱する「緑茶」です。
作り方の違いから、
ジャスミン茶の方がさんぴん茶に比べて、
香りが強い点で特徴の差が出ます。
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」では、
味や香りが違うと、
人に感じさせるのは、このためです。
繰り返しますが、
それでも、2つは同じカテゴリーの飲み物です。
以上が理解できた上で、
最後に個人的に付け加えたい点があります。
長年、私が感じてきたのは、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」、
それぞれが、たくさんの種類、
販売されてきていて、
表記がそうなだけで、
もう一つの作り方をしている物も、
個人的にはある気がする、という点です。
、
どちらかの作り方をしていても、
それぞれには、味に幅があるため、
商品によって、
もう一つに味が似ているのではないでしょうか。
最後に、
もう一つだけ、
付け加えておきたい話題があります。
それは、
お茶には微量ながら、
カフェインが含まれている点に関してです。
お茶の種類によってカフェイン量は異なり、
といって、
人体に害があるほどは、どれも含まれていません。
「さんぴん茶」や「ジャスミン茶」それぞれに、
色々な商品が販売され、
ジャスミン茶に比べて、さんぴん茶の方が、
若干、
カフェインが多く含まれている場合が多いのは、
確かなようです。
しかしながら、
沖縄のある人が言う、
「妊婦や、幼い子どもは『さんぴん茶』を、
控えた方が良い」、
という言い伝え・由来は、
誤りなので信じてはいけません。
繰り返しますが、
あくまでカフェインは微量であり、
普通に飲む程度では、
人体に害を及ぼすほどではないからです。
同様に、
貧血症状の時、
「さんぴん茶」は控えるのが良い、
と言い伝え・由来も同様で、誤りです。
ただし、
タンニンという成分が含まれているのは確かで、
貧血に必要な鉄分を吸収しにくくさせる点は、
間違いのないところです。
そもそも、お茶それぞれで煎じ方が異なり、
その結果、成分も、それぞれ異なります。
そして、
カフェインにしてもタンニンにしても微量であり、
普通に飲む程度では、
「さんぴん茶」も、「ジャスミン茶」も、
そして「緑茶」はじめとするお茶も、
人体に害を及ぼす程は入っていないのです。
そして、
さんぴん茶は沖縄では、
ずっと飲まれてきた伝統的な飲み物です。
気をつけるべき重要な点は、
どのお茶にしても、
大量に飲まないようにする事だけです。
普通に飲む分には大丈夫なのです。
話を元に戻して、本筋に戻りましょう。
先の説明から、
同じ種類ではあっても、
作り方の違いからは、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は違う飲み物、
と言って良いと個人的には思います。
以上の話題から総合的な結論は、
説明してきた事からわかる通り、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
同じ物とも言えるし、違う物とも言えるのが、
理解していただけたのではないでしょうか。
違うか、同じか、
ということよりも、
わかって言っているのか、
わかっていなくて、
どこかで聞いたことを鵜呑みにして言ったり、
よく調べもせず適当な感覚で言っているのか、
実はそのことの方がむしろ問題です。
では。
お読み頂き、いっぺー、にふぇーでーびる。
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