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「さんぴん茶」と、
「ジャスミン茶」の違い


ご訪問、ありがとうございます。

だいぶ以前に、ご質問を受け、
ブログに書くのを忘れていたので、
今回は、
さんぴん茶」と「ジャスミン茶」について、
同じ物なのか、違う物なのか、
私なりに述べてみたいと思います。

たくさんではないものの、
今まで何度も質問されてきました。
そのたびにしてきた説明です。

まず、「2つの言葉の違い」から触れてみます。

中国のお茶の一つ、
香片茶(シャンピェンツァー)」が日本に伝わって、
日本では広く「ジャスミン茶」、
沖縄では「さんぴん茶」と、
呼ばれるようになりました。

「さんぴん茶」、「ジャスミン茶」という、
ともに日本の呼び方は、
中国の呼び方「シャンピェンツァー」から、
きています。

では3つを並べてみましょう。

シャンピェンツァー(中国のお茶の一つ/元)
ジャスミン茶(日本本土)
さんぴん茶(沖縄)

元の「シャンピェンツァー」という発音に、
「ジャスミン茶」も、「さんぴん茶」も、
似ているのがよくわかると思います。

現代の日本の呼び方の、
「ジャスミン茶」と「さんぴん茶」の2つだけを、
「発音」で比べてしまうと、
まるで違うもののようですが、
同じ中国の呼び方「シャンピェンツァー」から、
元々はきていることを考えれば、
3つが同じ言葉だと結論づけられます。

以上から、
言葉の上では、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は同じ
と言って良いと思います。



では、
本当に「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
呼び方が多少、違っても同じものとしても、
同じ飲み物かとなると、
両方、飲んだ事がある人の中には、
首をかしげる人も、
少なくないのではないでしょうか。



そこで次に、
「2つの作り方の違い」に触れてみる事にします。

まず最初に押さえておきたい点が、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
同じ種類に分類される点です。

その一方で、
作り方の点では、少し異なるのです。

「さんぴん茶」は、
茶葉をある程度発酵させて加熱する、
「半発酵茶」
であるのに対して、
「ジャスミン茶」は、
発酵させずに加熱する「緑茶」です。

作り方の違いから、
ジャスミン茶の方がさんぴん茶に比べて、
香りが強い点で特徴の差が出ます。

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」では、
味や香りが違うと、
人に感じさせるのは、このためです。

繰り返しますが、
それでも、2つは同じカテゴリーの飲み物です。

以上が理解できた上で、
最後に個人的に付け加えたい点があります。
長年、私が感じてきたのは、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」、
それぞれが、たくさんの種類、
販売されてきていて、
表記がそうなだけで、
もう一つの作り方をしている物も、
個人的にはある気がする、という点です。

どちらかの作り方をしていても、
それぞれには、味に幅があるため、
商品によって、
もう一つに味が似ているのではないでしょうか。

最後に、
もう一つだけ、
付け加えておきたい話題があります。

それは、
お茶には微量ながら、
カフェインが含まれている点に関してです。

お茶の種類によってカフェイン量は異なり、
といって、
人体に害があるほどは、どれも含まれていません。

「さんぴん茶」や「ジャスミン茶」それぞれに、
色々な商品が販売され、
ジャスミン茶に比べて、さんぴん茶の方が、
若干、
カフェインが多く含まれている場合が多いのは、
確かなようです。

しかしながら、
沖縄のある人が言う、
「妊婦や、幼い子どもは『さんぴん茶』を、
控えた方が良い」、
という言い伝え・由来は、
誤りなので信じてはいけません。

繰り返しますが、
あくまでカフェインは微量であり、
普通に飲む程度では、
人体に害を及ぼすほどではないからです。
 
同様に、
貧血症状の時、
「さんぴん茶」は控えるのが良い、
と言い伝え・由来も同様で、誤りです。

ただし、
タンニンという成分が含まれているのは確かで、
貧血に必要な鉄分を吸収しにくくさせる点は、
間違いのないところです。

そもそも、お茶それぞれで煎じ方が異なり、
その結果、成分も、それぞれ異なります。
そして、
カフェインにしてもタンニンにしても微量であり、
普通に飲む程度では、
「さんぴん茶」も、「ジャスミン茶」も、
そして「緑茶」はじめとするお茶も、
人体に害を及ぼす程は入っていないのです。

そして、
さんぴん茶は沖縄では、
ずっと飲まれてきた伝統的な飲み物です。

気をつけるべき重要な点は、
どのお茶にしても、
大量に飲まないようにする事だけです。
普通に飲む分には大丈夫なのです。



話を元に戻して、本筋に戻りましょう。

先の説明から、
同じ種類ではあっても、
作り方の違いからは、
「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は違う飲み物
と言って良いと個人的には思います。



以上の話題から総合的な結論は、
説明してきた事からわかる通り、
さんぴん茶」と「ジャスミン茶」は、
同じ物とも言えるし、違う物とも言えるのが、
理解していただけたのではないでしょうか。

違うか、同じか、
ということよりも、
わかって言っているのか、
わかっていなくて、
どこかで聞いたことを鵜呑みにして言ったり、
よく調べもせず適当な感覚で言っているのか、
実はそのことの方がむしろ問題です。

では。

お読み頂き、いっぺー、にふぇーでーびる。

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