女の大いなる野望とは、男に愛を吹き込むことである。
いつも変わらなくてこそ、本当の愛だ。
いっさいを与えられても、
いっさいを拒まれても変わらなくてこそ。
愛する人の欠点を、美徳と思わないほどでは、
それを愛とはいえない。
永遠に女性なるものが、われらを引き上げていく。
生活はすべて、次の二つから成り立っている。
したいけれども、できない。
できるけれども、したくない。
女なぞこの世にいなくて、
どこか別のところから子供ができるとよいのだが。
言葉は翼を持つが、思うところに飛ばない。
君の心の庭に忍耐を植えよ。
その根は苦くとも、その実は甘い。
どうしたら過去のことが忘れられるというのか。
過去とは、現在のことでしょう。
そしてまた、未来のこと。
あるのは目標だけだ。
道はない。
われわれが道と呼んでいるものは、
ためらいに他ならない。
絶望が純粋なのは、
たった一つの場合である。
それは死刑の宣告を受けた場合である。
チボー家の人間は、望むということができる。
全ての詩は紋章だ。それを判読しなければならない。
明日、何をなすべきか知らない人は不幸である。
恋愛関係のはじめにあって、
その関係が、
この先、永遠に続くものと信じない人間に禍いあれ!
月の光には、なにかそら恐ろしいものがある。
肉体から離れてしまった魂のような、
冷徹とでもいえようか、
想像を絶するミステリーを含んでいる。
あなたが
人間である義務を果たさなかったことで告訴します。
私は、あなたが恋をとり逃がし、
幸福である義務をおざなりにし、
諦めをもってその日暮しに生きたことに対して
告訴します。
殺人という犯罪は、
犯罪であるのか否か。
もし犯罪でなければ、
なぜ犯罪でないものを罰する法律を作るのか。
またもし犯罪であるなら、
同じ犯罪行為によってそれを罰するのは、
なんと野蛮にして愚かな矛盾であろうか。
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
『君はなぜ、お酒を飲むの?』
と、小さい王子はたずねました。
『忘れるためさ』
と、酒飲みは答えました。
懐疑主義こそ、おそらく英知のはじまりであろう。
名前になんの意味があるのだろう?
薔薇と呼ばれるあの花の、名前が何と変わろうと、
その香りに変わりはないはずだ。
閣下、嫉妬に御用心ください。
そいつは緑色の目をした怪物で、
人の心を餌食にし、あざけりながら食うのです。
賢い者はますます賢くなり、
愚かな者はますます愚かになる。
人として極限までの美徳を身にそなえていても、
たったひとつの致命的欠点のために、
世間の目には腐った人に見えてしまう。
ごみ一粒で全体の美しさまで疑われて、
不名誉もはなはだしい。
ブヨはどこを飛んでも気づかれないが、
鷲は衆人に監視される。
全力をつくして生きなさい。
とくに何をするかは問題ではない、
ただ、自分の人生と言えるものをもつことだ。
女性が子をはらむように、
人間は、みずからの死をはらんでいる。
ひとは習慣を好む。
なぜなら、それをつくったのは自分だからである。
友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。
一つの嘘を通すためには、
ほかの二十の嘘も工夫せねばならない。
いい奴だと言われる人間には、
思慮分別などは、いらないんだ。
時によってはそんなものがあってはいけないくらいだ。
利口者には、いい奴などいるわけはない。
小説とは、
大道に沿って持ち運ばれる鏡である。
それは諸君の目に青空を映して見せることもあれば、
道路のぬかるみの泥を映して見せることもある。
ところが、
その鏡を背負い籠に入れて持ち運ぶ男は、
諸君から不道徳だといって非難されるのだ!
正義を口にする連中が、
結局、いちばん気違いじみた連中に思えるね!
裸で私はこの世に来た。
裸で私はこの世から出てゆかねばならぬのだ。
真理は歩みつづける。
なにものも、これを止めることはできない。
この世は不幸に満ちた街道にすぎない。
そしてわれわれは、そこを行き来している巡礼なのだ。
幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
人間だけが赤面できる動物である。
あるいは、そうする必要のある動物である。
おれは人間を殺したんじゃない、主義を殺したんだ!
一般的にいって、
苦しみと悩みは、
偉大な自覚と深い信条の持ち主にとって、
つねに必然的なものである。
幸福な家庭はみな同じように似ているが、
不幸な家庭は、不幸のさまもそれぞれ違うものだ。
幻影は落ちていった。
一つまた一つと、果実の皮がむけおちるように。
そして残った果実は、本物の経験というものだ。
できごとは、
もう結末がついたように見える時、
実際はやっと始まったばかりのことがよくあるものだ。
精神の悲劇のみが人間を解放し、
向上させることができる。
だが、最大の悲劇は、
早かれ遅かれ、
それが肉体に屈伏してしまうことである。
あらゆる人知のうちで、
結婚に関する知識がいちばん遅れている。
人間は、どいつもこいつも深い深淵だ。
のぞくとめまいがする。
民主主義に万歳二唱。三度もやる理由はない。
嫉妬は、
男においては弱さであるが、
女にあっては一つの強さである。
たとえ幸福な一年であっても、
もう一度何が起こるかを充分承知した上で、
もう一度体験しなければならないとしたら、
まさに地獄であろう。
われわれの忘却してしまったものこそ、
或る存在を
いちばん正しくわれわれに想起させるものである。
この下らぬ世の中では、笑いほど真面目なものはない。
あやまちも失敗も多かった。だが、後悔する余地はない。
あちこち旅をしてまわっても、
自分自身から逃れられるものではない。
狂気こそ最高の英知ではないか……。
白昼に夢見る者は、
夜にのみ夢見る者が見ない数々のものを知るのだ。
女はたえず背後をふりかえって、
歩んで来た道程の長さを図っているから、
躍進力がそがれてしまう。
人は女に生まれるのではない。女になるのだ。
自由のための闘いのないところに自由はない。
人間とは、彼がなした事となしうる事との総和である。
あなたは獅子の心があるが、
想像力が全く欠けています。
そんなあなたが羨ましい。
未来の人間のために働くことをやめよ!
骨折り仕事はいっさいやめて創造せよ!
創造は遊びであり、遊びは神聖なのだから。
人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。
それでも人に恋するのだ。
そして墓穴のふちに立つ時、
人は来し方を振り返って、こうつぶやく。
「私は何度も苦しんだ。
過ちも犯した。
でも私は愛した。
真に生きたのは、この私なのだ」。
たとえ邪な情熱の場合であっても、
エネルギーというものは常にわれわれの心に、
驚きと、一種の感嘆の念を引き起こす。
叡知、すなわち、悲哀ということはある。
しかし、
悲哀、すなわち、狂気ということもある。
宗教とは、
天国の金庫を満たすために、
人間の財布の口をゆるめたり、
ポケットを空にしたりするものだ。
苦労人というのは、
ややこしい苦境を優雅に切り抜ける人のことである。
あの人は、
人の妻として必要な三つのものをそなえています。
それは、
教養と頭脳と美しさですよ。
喜劇は、
快い教訓によって人間の欠点をとがめる、
巧みな詩に他ならない。
女というものは存在しない。
存在するのは、さまざまな女たちである。
不幸な人間に、死などちっともこわくないのです。
もしも青年時代がばかげたものと思われるとしたら、
それは、怠惰を味わわなかったからだ。
女の性格は、
特徴となり得るものを全くもたないということだ。
汝の欲するところを行なえ。
自分をよく見せるだけの能しかないというのは、
実は心の底で、
自分は救いようのない人間だと感じることである。
おれは復讐をし、恋をした。
これで十分だ。
すべてというわけではないが、
人間として、これ以上は望めない。
シラノ・ド・ベルジュラック、ここに眠る。
この人は全てにして無なりき。
世界は、意味もなければ、不条理でもない。
ただたんに、そこに《ある》だけである。
女は突然、
完全に変化しうるという恐ろしい天賦を有する。
そうした即死や瞬間的な再生は、
彼女を愛する男たちを恐れさせる。
私の偉大な宗教は、
知力よりも賢明なものとして、
血を、そして肉を信じることである。
われわれは、頭脳では間違いを起こすことがありうる。
しかし、
われわれの血が感じ、信じ、言うことは、
常に真実なのである。
現代は、本質的に悲劇的な時代である。
狩り立てられるものの忍耐力
・・・・・・それは狩り立てるものの忍耐力よりは劣っている。
女・・・・・・秘密のないスフィンクス。
女の大いなる野望とは、
男に、愛を吹き込むことである。
女はきわめて完成した悪魔である。
幸せな者には、寛容を・・・・・・
不幸せな者には、哀れみを・・・・・・
海より広いのは、空・・・・・・
空より大きいのは、人のこころ・・・・・・
悪書を読むぐらいなら、
むしろ本など読まないほうがましだ。
空白のページを見るたびに、
己の空白を見る思いだ。
碧い海
白い砂浜
輝くてぃーだ
咲き乱れる南国の花々
だい好きな
私が生まれ育った土地は、
ジャングルは翡翠色の壁
平野は海原のようにうねり、
その肩に風をになう
だが、
ある者は思った
空が明るすぎると
そして涙した
またある者は海が深すぎると思い、
息を切らせ、あえいだ
そしてある者は言った
「この土地は使うだけだ。
それは人間には所有できないのだ」と
ある者は言った
「これは人間には創り出せない。
だから我らを軽んじている。
ゆえに、我らはこの土地を奪う」と
そしてこうも言う
「我らは、それを創り出すことは出来なかった。
だが、
殺すことはできる」と
そして甲冑に身を固め、
その土地を踏みにじった
彼らの馬は、その重みにあえいだ
雨期がきた
そして、ぬかるみも
彼らは沈んだ
所有できなかった大地の下に
その上に、
創り出せなかった大地がいつまでも広がる・・・・・・
(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)
いつも変わらなくてこそ、本当の愛だ。
いっさいを与えられても、
いっさいを拒まれても変わらなくてこそ。
(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)
愛する人の欠点を、美徳と思わないほどでは、
それを愛とはいえない。
(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)
永遠に女性なるものが、われらを引き上げていく。
『ファウスト』(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)
生活はすべて、次の二つから成り立っている。
したいけれども、できない。
できるけれども、したくない。
(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)
女なぞこの世にいなくて、
どこか別のところから子供ができるとよいのだが。
『メディア』(エウリピデス/Euripides・古代ギリシア)
言葉は翼を持つが、思うところに飛ばない。
(エリオット/George Eliot・英)
君の心の庭に忍耐を植えよ。
その根は苦くとも、その実は甘い。
(オースティン/Jane Austen・英)
どうしたら過去のことが忘れられるというのか。
過去とは、現在のことでしょう。
そしてまた、未来のこと。
『楡の木陰の欲望』(オニール/Eugene O'Nell・米)
あるのは目標だけだ。
道はない。
われわれが道と呼んでいるものは、
ためらいに他ならない。
(カフカ/Kafka・独)
絶望が純粋なのは、
たった一つの場合である。
それは死刑の宣告を受けた場合である。
(カミュ/Franz Camus・仏)
チボー家の人間は、望むということができる。
『チボー家の人々』(マルタン・デュ・カール/Roger Martin du Gard・仏)
全ての詩は紋章だ。それを判読しなければならない。
(コクトー/Jean Cocteau・仏)
明日、何をなすべきか知らない人は不幸である。
(ゴーリキー/Maksim Gorkii・露)
恋愛関係のはじめにあって、
その関係が、
この先、永遠に続くものと信じない人間に禍いあれ!
『アドルフ』(コンスタン/Benjamin Constant de Rebecque・仏)
月の光には、なにかそら恐ろしいものがある。
肉体から離れてしまった魂のような、
冷徹とでもいえようか、
想像を絶するミステリーを含んでいる。
(コンラッド/Joseph Conrad・英)
あなたが
人間である義務を果たさなかったことで告訴します。
私は、あなたが恋をとり逃がし、
幸福である義務をおざなりにし、
諦めをもってその日暮しに生きたことに対して
告訴します。
『ブラームスはお好き』(サガン/Sagan・仏)
殺人という犯罪は、
犯罪であるのか否か。
もし犯罪でなければ、
なぜ犯罪でないものを罰する法律を作るのか。
またもし犯罪であるなら、
同じ犯罪行為によってそれを罰するのは、
なんと野蛮にして愚かな矛盾であろうか。
『悪徳の栄え』(マルキ・ド・サド/Marquis de Sado・仏)
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
『存在と無』(サルトル/Jean-paul Sartre・仏)
『君はなぜ、お酒を飲むの?』
と、小さい王子はたずねました。
『忘れるためさ』
と、酒飲みは答えました。
『星の王子さま』(サン=テグジュペリ/Saint-Exupery・仏)
懐疑主義こそ、おそらく英知のはじまりであろう。
(ジッド/Andre Gide ・仏)
名前になんの意味があるのだろう?
薔薇と呼ばれるあの花の、名前が何と変わろうと、
その香りに変わりはないはずだ。
『ロミオとジュリエット』(シェイクスピア/William Shakespeare・英)
閣下、嫉妬に御用心ください。
そいつは緑色の目をした怪物で、
人の心を餌食にし、あざけりながら食うのです。
『オセロー』(シェイクスピア/William Shakespeare・英)
賢い者はますます賢くなり、
愚かな者はますます愚かになる。
『ロミオとジュリエット』(シェイクスピア/William Shakespeare・英)
人として極限までの美徳を身にそなえていても、
たったひとつの致命的欠点のために、
世間の目には腐った人に見えてしまう。
ごみ一粒で全体の美しさまで疑われて、
不名誉もはなはだしい。
『ハムレット』(シェイクスピア/William Shakespeare・英)
ブヨはどこを飛んでも気づかれないが、
鷲は衆人に監視される。
(シェイクスピア/William Shakespeare・英)
全力をつくして生きなさい。
とくに何をするかは問題ではない、
ただ、自分の人生と言えるものをもつことだ。
『使者たち』(ヘンリー・ジェームズ/Henry James・英)
女性が子をはらむように、
人間は、みずからの死をはらんでいる。
『ペテン師』(シモン/Claude Simon・仏)
ひとは習慣を好む。
なぜなら、それをつくったのは自分だからである。
(ショー/George Barnard Shaw・英)
友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。
(シラー/Friedrich von Schiller・独)
一つの嘘を通すためには、
ほかの二十の嘘も工夫せねばならない。
(スウィフト/Jonathan Swift・英)
いい奴だと言われる人間には、
思慮分別などは、いらないんだ。
時によってはそんなものがあってはいけないくらいだ。
利口者には、いい奴などいるわけはない。
(スタインベック/John Steinbeck・米)
小説とは、
大道に沿って持ち運ばれる鏡である。
それは諸君の目に青空を映して見せることもあれば、
道路のぬかるみの泥を映して見せることもある。
ところが、
その鏡を背負い籠に入れて持ち運ぶ男は、
諸君から不道徳だといって非難されるのだ!
『赤と黒』(スタンダール/Stendhal・仏)
正義を口にする連中が、
結局、いちばん気違いじみた連中に思えるね!
『夜の果ての旅』(セリーヌ/LouisーFerdinand Celine・仏)
裸で私はこの世に来た。
裸で私はこの世から出てゆかねばならぬのだ。
(セルバンテス/Miguel de Cervantes・スペイン)
真理は歩みつづける。
なにものも、これを止めることはできない。
(エミール・ゾラ/Emile Zora・仏)
この世は不幸に満ちた街道にすぎない。
そしてわれわれは、そこを行き来している巡礼なのだ。
『カンタベリー物語』(チョーサー/Geoffrey Chaucer・英)
幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
(ツルゲーネフ/Ivan S. Turgenev・露)
人間だけが赤面できる動物である。
あるいは、そうする必要のある動物である。
(マーク・トウェイン/Mark Twain・米)
おれは人間を殺したんじゃない、主義を殺したんだ!
『罪と罰』(ドストエフスキー/Fedor M. Dostoevskii・露)
一般的にいって、
苦しみと悩みは、
偉大な自覚と深い信条の持ち主にとって、
つねに必然的なものである。
(ドストエフスキー/Fedor M. Dostoevskii・露)
幸福な家庭はみな同じように似ているが、
不幸な家庭は、不幸のさまもそれぞれ違うものだ。
『アンナ・カレーニナ』(トルストイ/Aleksei K. Tolstoi・露)
幻影は落ちていった。
一つまた一つと、果実の皮がむけおちるように。
そして残った果実は、本物の経験というものだ。
『シルヴィ』(ネルヴァル/Gerard de Nerval・仏)
できごとは、
もう結末がついたように見える時、
実際はやっと始まったばかりのことがよくあるものだ。
『青い花』(ノヴァーリス/Novalis・独)
精神の悲劇のみが人間を解放し、
向上させることができる。
だが、最大の悲劇は、
早かれ遅かれ、
それが肉体に屈伏してしまうことである。
(ハクスリー/Huxley・英)
あらゆる人知のうちで、
結婚に関する知識がいちばん遅れている。
(バルザック/Honore de Balzac・仏)
人間は、どいつもこいつも深い深淵だ。
のぞくとめまいがする。
『ヴォイツェック』(ビューヒナー/Georg Buchner・独)
民主主義に万歳二唱。三度もやる理由はない。
『インドヘの道』(フォースター/Edward Morgan Forster・英)
嫉妬は、
男においては弱さであるが、
女にあっては一つの強さである。
(アナトール・フランス/Anatole France・仏)
たとえ幸福な一年であっても、
もう一度何が起こるかを充分承知した上で、
もう一度体験しなければならないとしたら、
まさに地獄であろう。
『わが名はガンテンバイン』(フリッシュ/Max Frisch・スイス)
われわれの忘却してしまったものこそ、
或る存在を
いちばん正しくわれわれに想起させるものである。
『失われた時を求めて』(プルースト/Marcel Proust・仏)
この下らぬ世の中では、笑いほど真面目なものはない。
(フローべール/Gustave Flaubert・仏)
あやまちも失敗も多かった。だが、後悔する余地はない。
(ヘルマン・ヘッセ/Hermann Hesse・独)
あちこち旅をしてまわっても、
自分自身から逃れられるものではない。
(ヘミングウェイ/Ernest Miller Hemingway・米)
狂気こそ最高の英知ではないか……。
白昼に夢見る者は、
夜にのみ夢見る者が見ない数々のものを知るのだ。
『エレオノラ』(ポー/Edgar Allan Poe・米)
女はたえず背後をふりかえって、
歩んで来た道程の長さを図っているから、
躍進力がそがれてしまう。
(ボーヴォワール/Simone de Beauvoir・仏)
人は女に生まれるのではない。女になるのだ。
『第二の性』(ボーヴォワール/Simone de Beauvoir・仏)
自由のための闘いのないところに自由はない。
『修理屋』(マラマッド/Bernard Malamud・米)
人間とは、彼がなした事となしうる事との総和である。
(マルロー/Andre Malraux・仏)
あなたは獅子の心があるが、
想像力が全く欠けています。
そんなあなたが羨ましい。
『風と共に去りぬ』(マーガレット・ミッチェル/Margaret Mitchell・米)
未来の人間のために働くことをやめよ!
骨折り仕事はいっさいやめて創造せよ!
創造は遊びであり、遊びは神聖なのだから。
(ヘンリー・ミラー/Henry Miller・米)
人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。
それでも人に恋するのだ。
そして墓穴のふちに立つ時、
人は来し方を振り返って、こうつぶやく。
「私は何度も苦しんだ。
過ちも犯した。
でも私は愛した。
真に生きたのは、この私なのだ」。
『戯れに恋はすまじ』(ミュッセ/Alfred de Musset・仏)
たとえ邪な情熱の場合であっても、
エネルギーというものは常にわれわれの心に、
驚きと、一種の感嘆の念を引き起こす。
『カルメン』(メリメ/Prosper Merime・仏)
叡知、すなわち、悲哀ということはある。
しかし、
悲哀、すなわち、狂気ということもある。
『白鯨』(メルヴィル/Herman Melvill・米)
宗教とは、
天国の金庫を満たすために、
人間の財布の口をゆるめたり、
ポケットを空にしたりするものだ。
(モーパッサン/Guy de Maupassant・仏)
苦労人というのは、
ややこしい苦境を優雅に切り抜ける人のことである。
(モーム/William Somerset Maugham・英)
あの人は、
人の妻として必要な三つのものをそなえています。
それは、
教養と頭脳と美しさですよ。
『レベッカ』(デュ・モーリア〈モーリエ〉/Daphne Du Maurier・英)
喜劇は、
快い教訓によって人間の欠点をとがめる、
巧みな詩に他ならない。
『タルチュフ』(モリエール/Moliere・仏)
女というものは存在しない。
存在するのは、さまざまな女たちである。
(モーリヤック/Mauriac・仏)
不幸な人間に、死などちっともこわくないのです。
『フェードル』(ラシーヌ/Jean Racine・仏)
もしも青年時代がばかげたものと思われるとしたら、
それは、怠惰を味わわなかったからだ。
『肉体の悪魔』(ラディゲ/Raymond Radiguet・仏)
女の性格は、
特徴となり得るものを全くもたないということだ。
『クレーヴの奥方』(ラ・ファイエット夫人/Comtesse de La Fayette・仏)
汝の欲するところを行なえ。
『ガルガンチュア物語』(ラブレー/Rabelais・仏)
自分をよく見せるだけの能しかないというのは、
実は心の底で、
自分は救いようのない人間だと感じることである。
(ルナール/Jules Renard・仏)
おれは復讐をし、恋をした。
これで十分だ。
すべてというわけではないが、
人間として、これ以上は望めない。
『凱旋門』(レマルク/Erich Maria Remarque・独)
シラノ・ド・ベルジュラック、ここに眠る。
この人は全てにして無なりき。
『シラノ・ド・ベルジュラック』(ロスタン/Edmond Rostand・仏)
世界は、意味もなければ、不条理でもない。
ただたんに、そこに《ある》だけである。
『嫉妬』(ロブ=グリエ/Alain Robbe-Grillet・仏)
女は突然、
完全に変化しうるという恐ろしい天賦を有する。
そうした即死や瞬間的な再生は、
彼女を愛する男たちを恐れさせる。
(ロマン・ロラン/Romain Rolland・仏)
私の偉大な宗教は、
知力よりも賢明なものとして、
血を、そして肉を信じることである。
われわれは、頭脳では間違いを起こすことがありうる。
しかし、
われわれの血が感じ、信じ、言うことは、
常に真実なのである。
(D・H・ロレンス/Lawrence, David Herbert・英)
現代は、本質的に悲劇的な時代である。
『チャタレイ夫人の恋人』(D・H・ロレンス/Lawrence, David Herbert・英)
狩り立てられるものの忍耐力
・・・・・・それは狩り立てるものの忍耐力よりは劣っている。
『野性の叫び声』(ロンドン/Jack London・米)
女・・・・・・秘密のないスフィンクス。
(オスカー・ワイルド/Oscar Wilde・英)
女の大いなる野望とは、
男に、愛を吹き込むことである。
(モリエール/Molière・仏)
女はきわめて完成した悪魔である。
(ヴィクトル・ユゴー/Victor Marie Hugo・仏)
幸せな者には、寛容を・・・・・・
不幸せな者には、哀れみを・・・・・・
(ヴィクトル・ユゴー/Victor Marie Hugo・仏)
海より広いのは、空・・・・・・
空より大きいのは、人のこころ・・・・・・
(ヴィクトル・ユゴー/Victor Marie Hugo・仏)
悪書を読むぐらいなら、
むしろ本など読まないほうがましだ。
(芥川龍之介/Ryuunosuke Akutagawa・日)
空白のページを見るたびに、
己の空白を見る思いだ。
碧い海
白い砂浜
輝くてぃーだ
咲き乱れる南国の花々
だい好きな
私が生まれ育った土地は、
ジャングルは翡翠色の壁
平野は海原のようにうねり、
その肩に風をになう
だが、
ある者は思った
空が明るすぎると
そして涙した
またある者は海が深すぎると思い、
息を切らせ、あえいだ
そしてある者は言った
「この土地は使うだけだ。
それは人間には所有できないのだ」と
ある者は言った
「これは人間には創り出せない。
だから我らを軽んじている。
ゆえに、我らはこの土地を奪う」と
そしてこうも言う
「我らは、それを創り出すことは出来なかった。
だが、
殺すことはできる」と
そして甲冑に身を固め、
その土地を踏みにじった
彼らの馬は、その重みにあえいだ
雨期がきた
そして、ぬかるみも
彼らは沈んだ
所有できなかった大地の下に
その上に、
創り出せなかった大地がいつまでも広がる・・・・・・
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